基礎塗装は防水性を上げることができ、美観も保たれます。しかし、注意点があります。基礎塗装は表面の保護はされますが、重要な内部が見えません。例え表面を綺麗にしても、内部の劣化がある場合は塗装ではなく、補修工事が必要です。

基礎は建物を支えている部分で1番下にあたる箇所です。そのため、劣化していてもなかなか気付けません。そのまま放っておくと塗装だけでは修復できなくなり、思わぬ出費が出てしまいます。そうならないために早めの塗装を行いましょう。

基礎は大きく分けて3種類あります。

「ベタ基礎」

鉄筋を組み、コンクリート流して基礎を作ります。一般的な基礎の作り方です。湿気を防止してくれるので白アリ対策にも繋がります。

「布基礎」

鉄筋が入ったコンクリートを壁などの下(立ち上がり)に埋め込んで施工します。

コンクリートの使用がベタ基礎より少ないので金額は比較的安いです。

「独立基礎」

柱に1つずつ基礎がついているものを独立基礎と言います。戸建てに使用されることはあまりありません。

基礎にもいろんな種類があります。どれも重要な役割なので、性能を十分に発揮できるように定期的なメンテナンスを行いましょう。