外壁塗装をするうえで、シーリング工事は知っておくべき重要なものになります。建物の健康と美観を維持する大切な工事です。

シーリングはコーキング、シールとも呼ばれます。地域によって呼び方が違いますが、内容は同じです。主にサイディングやALCなどに使用されています。ひび割れ補修にも使われるため、目地のないモルタルでも必要な場合があります。

シーリングの役割は、外壁の間に生まれる隙間やサッシ周りを埋めて、水の侵入を防ぐことが1番の役割になります。

では、シーリングが劣化しているサインはどんなものがあるのでしょうか?

肉やせ

シーリング剤に含まれる可塑剤というものが溶けてしまい、細くなってしまう現象のことを言います。紫外線などの影響で発生します。

ひび割れ

シーリングの表面に小さなひび割れがたくさんできてしまう現象のことを言います。地震や強風などの揺れに耐え切れなくなり、発生します。

剥がれ

シーリング部分が完全に剥がれてしまい、隙間が見えてしまう現象のことを言います。シーリング剤と下地(プライマー)の密着度が低かった場合に発生します。

こういった劣化サインが見えたら、シーリングの交換時期です。一度、ご自宅のシーリングをチェックしてみてください。